月の雫

私は中学の国語の先生になるのが、ずっと夢で


自分の想いを、自分らしい表現で伝える



自分の物の見方と、他者の捉え方や角度は違う


みんな想いも、考え方も違うからこそ


同じじゃないからこそ、面白くて興味深い


答えは一つではなく


千も万も無限にある




感じること、考えること


違うからこそ、学び合いや気づきがあることが楽しい


一人ひとりの感性に触れる


豊かな個性に触れることが一番


喜びだったかもしれない



教科書通りの文章の前後の意味合いや


全体の内容から見えてくること


作者の考えや、意図を探る～というより




表現の世界、感性の世界に一番惹かれていて


絵本作家にも憧れたけど


自分の内側にあるものを、自分らしく


なかなか表現できず、遊び心も膨らまず


何がしたいんだか・・・・と模索していたら




急に絵が描きたくなり


大きな紙に思いっきり描きたいもの


あふれるものを描いて、夢中になって時間を忘れ


短期間にたくさんの絵を描き




少し落ち着いたと思ったら


ある日文字を書きたくなり


またいろんな文字を描いて




何を描いているのか


描いているものが何なのか


よくわからず




無性に描きたくなり


無性に文字を書き綴りたくなり




仕事やいろんなことにかき消されて


ゆっくり向き合う事ができなかったけど



私が描きたいものが


私が表現しているものが


少しずつ分かり始めてきて




その小さな種たち


あたためてきたものたちを


いろんな形で表現したいと思っています




自分からあふれてきたものに


一番自分が


力をもらい、ときめきを感じ


わくわくして




私が描く色、そして形が


どんな世界にいざなってくれるのか


毎回楽しみに描いています




色や形からあふれる


その時々の私を


素直に純粋に満喫して


自分に包まれる時間を大事にしています