2023年03月19日

自分見聞録~対話①








自分語り~内なる対話を初めて自覚したのは


3~4歳のとき



何をしていても楽しかったし、嬉しかった


すべてが煌めいて、何を見てもキラキラして


この世界が美しくみえた




いつも笑ってたし、感情表現豊かで


よく土いじりをしていたことを思い出した




父と母が手入れしている


ふかふかな土には、かわいい野菜と


母が大切に育てている


美しい薔薇があり、その香りに包まれて


畑のそばでいつも遊んでいた




人形遊びはしなかったけど


ままごとは、料理作りがお気に入りで


茶色の土や赤土をお味噌汁に


みたてて、石を具材にして


一人クッキング^^



小さな草花をヤクルトの空ボトルにいれて


食卓を気取り~それを眺めている時間が


至福だった




ミミズも蝶もトンボもみんな仲間


太陽も風も水も、草花もみんな友達


考えなくても、感じようとしなくても


自分の中に彼らがいて


彼らの世界に自分がいて


境界線がなかった




一人ではなく


いつも大勢と共にいて


誰か、何かわからなくても


安らぎの中で


何をしていても、どこにいても


安心していられた



太陽を見つめると


いくつもの輪が太陽を取り囲み


しばらく見つめていると



それに近い光の粒子が


きらめくものが


草も石も生き物たちも


自分からも光っているのを感じた




それを感じるたび


よけい嬉しくなり


みんな一つなんだ



光で繋がっているから


大丈夫なんだと


平安の中に育まれていたことを


思い出す




生き物たちにも、知らない方にも


いつも声をかけて


話しかけていた



挨拶して、声を出して


いつも笑顔だった



あの頃の写真はほとんど


笑ってる



4歳の私の心は


こんな言葉でいっぱいだった



みんな知っている


知ってるよね


こんな美しくて素敵な世界



光で繋がっているから


大丈夫なんだよ



みんな一緒だよって


みんな一つなんだよね


嬉しいね


楽しいね



あの頃の私は


一人でいても声を出して


対話していた


声にすることで、身体の反応がより


早くなるのを感じていたのか



自分以外のものに触れて


自分を感じ


自分と対話していたのかもしれない




誰かと何かと触れ合い


語らうことで


相手を通して自分を見て


自分から湧いてくる反応や


感情や気持ちで、相手を感じていたかもしれないと


思えた




至福に包まれる日々の中で


唯一違和感を感じることは


行動を制限されること^^;


小さいから当たり前だと


今は理解できるけど


あの頃は、建物の中にいることも


楽しいけど庭にばかりいるのも


違和感で、風を感じたら


光を感じたら歩きたくて、動きたくて


しょうがなかった



よく家から脱走していた^^;



最近乏しくなった記憶力が


あの頃は抜群で


道を覚えるのが早かった



日々アドベンチャーを楽しんで


マイワールドを駆け巡っていた




つづく・・・









  


Posted by ぽんちゃん & カオス at 16:52Comments(0)自分見聞録~対話