月の雫

その祈りは

歌声のように

笑い声のように

楽しく

軽やかに

温かく


静かに

風のように

ひびいてくる



今までの祈りの風は


柔らかく

ふんわり

伝わってきた



心地いい風が

優しく包み込んでくれた



これからの祈りは

静なるものから



動なるものへと

変わり始めた



心地いい風が

一つの想いを引出し


一つの大切な記憶の

かけらを呼び覚まし


力強い

自らの道へと

自らの気づき

立ち上がる強さへと


想いをめぐらし

自らの向き合う

きっかけを

作ってくれる


その祈りは

静かに


そして確実に

広がり


一人ひとりの

解き放つ

祈りは


現実のうねりになり

行動になり


世変わりを

なだめ

落ち着きと

安らぎを与えうる


水の祈りから


現実的

具体的

動き


行動

言動


広がり

分かち合い


照らし合わせ


そして

次なるステージへと


扉を開く


火の祈りへと


うつりかわり



その後に



火と水が交わり


強力に繋がり

響き合う

火水（かみ）なる祈りへと


変わっていく






　　　　　　　　　　　　内なる神より