月の雫

心音

脈

体内をめぐる血流の音

あなた方の体は

宇宙の神秘そのもの


すべての縮図

大いなるものを具現化した

究極の形であり

システムであり

これ以上のものは・・・ない


音は周波数であり

音は響きであり

音はシンプルにすべてと

繋がりあっていることを知る術でもある


あなた方は外にばかり

興味を示すが

あなた方の体

あなたの特徴

あなたの個性

あなたという存在を

深く知り、理解することにより

外にある宇宙は、よりシンプルに

映し出されてくる


めいそう～とは

自らの音を聞き

その奥にある

そのこだまする響きの奥にある

スペースを

その余韻を

その広がる世界を感じるものだった


静寂な中に身をおき

神聖なる我が内に触れる

その時間を

めいそう～としていた


めいそう～の目的があるとするなら

それは

内と外を知ることに始まる


何が内で

何が外なのか


自分の宇宙を

自分の体の神秘に触れる前に


自分の雑念

自分の思考の波を

制するのではなく

その波に慣れながら

その波と波の間に広がる

ある種のリズムを


そのリズムを感じることが

始まりだった


何かを感じ

何かを見

何かを聞くことは

最終的な流れ～プロセスであり


それが目的ではなく

その後がむしろ

本格的に広がる世界とされていた


音の世界は

始まりであり

いざないであり

きっかけであり

大いなるゆりかごでもある


深い深い

その宇宙

自らの体に触れ

存在していること

そのものが奇跡であることを


深く大きく

理解することから

始めてみよう



プレアデスの賢者　　ゼファー