月の雫

大きな病院で救急でも


平日の診察でも


彼の症状をどんなに伝えても


画像に写らなければ・・・問題ない・・・と帰され




神経内科を紹介してくれたのは


脳神経外科の個人病院で


そこで、すぐに神経的異常・・・という診断が出たものの



神経内科を紹介してもらうまでに


１０日くらい様子見で時間がかかりました



その間


いつもお世話になっている

方達の大きなサポートをたくさん

いただきました



看護師として多忙な日々を送っている

MさんとＯさんには


専門的な立場から

たくさんのサポートをいただきました



いい病院や先生はどこに

いらっしゃるのか・・・探して下さり



入院が決まるまでも

毎日のように駆け付けてくれて


私や彼の心のサポートまでして下さり

食べ物を差し入れしてくれたり


入院が決まってからも

私達を家族のように支えて下さいました



そして、彼の症状を聞いて

すぐに駆けつけてくれた

Ａご夫妻にも、大変お世話になりました



彼をマッサージしてくれたり

病院に連れて行って下さったり

彼が入院してからも

私達夫婦の精神的サポートまで


また退院してから

彼が劇的な快復をしたのも


Ａさんのマッサージのおかげでした


病院でのリハビリは決まったメニューで

わずかな時間で終わる感じでしたが・・・



Ａさんは、専門的で、彼の筋力・体力に合った

メニューを組み立てて下さり


私達の心と体のリズムに合うように

いろんな面で寄り添って下さいました




そして、とても謙虚な姿勢で


お一人お一人と向き合い


症状一つ一つに真剣に向き合って


何が功を奏するのかを

必死で考えて下さいます


たくさんの治療院はあれど


これほどの技術と経験がありながら

気さくで真摯に、お一人お一人と向き合ってくれる

ところはないと思います


体のこと・・・

健康のこと・・・

心と体の健康について気になった時



あるいは、ご家族にリハビリが必要な方がいらっしゃいましたら

Ａご夫妻がなさっている（ファンファーレhttp://fanfare.ti-da.net/）さんを

おすすめします



素敵なご夫妻にお会いするだけでも

大きく変わります




彼は初めは　急性小脳炎と診断され


でも、検査を進める中で彼の症状に一番近い病名が（ミラーフィッシャー症候群・ギランバレ症候群）

になりました



入院当初は、検査の日々

そして、詳しい説明もなく


グロブリン血液製剤の点滴治療が始まり・・・


先生と看護師さん、リハビリを担当する方々の

それぞれの見解に戸惑い・・・


白い巨塔で見た・・・・回診の時間・・・


たくさんの先生方が、病室に来て

彼を取り囲み


専門的用語が飛び交い

何を言ってるのかわからない内容で会話し


彼にいろんな動きを要求し


勝手に帰っていく・・・


この雰囲気にも慣れず


ぐったりしました



道が見えず・・・

先生方とのコミュニケーションも

うまくとれず


先も見えない毎日を


たくさんの方々の

温かいエール


お声がけ


メールやお電話


温かい差し入れ



心友のＦさんは

目まいがひどく運転が危うい私を


毎日というくらい

送迎してくれて


私の体をいつも気遣い

母のように

姉のように


私をあらゆる面で

サポートしてくれました






　私達は

　まるで地上に舞い降りた神のように


　大きな愛を放ち

　大きな羽でくるんでくれる


　素敵な方達に囲まれて


　本当に幸せだと


　日々感じていました




　　　　つづく・・・・