月の雫

私たち一人ひとりは、珠玉の光～一人ひとりが尊き宇宙のかけら～

頭では、わかっていても自分を見つめて、自分を受け止め、受け入れるのは

簡単ではないかもしれません

私たちは、幸せになるために生まれ～それを実感するために

人生のプログラムを組む～と言われています・・・

大まかなプログラム～以外は、自分の意志で変更し、いくらでも切り替えていける～

自由意志を与えられて・・・

しかし、私たちは苦しみ、もがき、模索して、それぞれに辛い経験も、厳しさも味わい～

成長していきます・・・

そこで、私たち一人ひとりが経験した事は、比べられるものでもなく、比べあえるものでもない・・・

苦労に上も下もなく、苦しさ・辛さにランクがあるわけでもない・・・

その痛み、その悲しさ、切なさはその人しか乗り越えられない～その一人ひとりの尊き軌跡

生まれも育つ環境も違うからこそ、尊き個性が生まれる・・・

自分という個性を、知るには・・・自分自身で深く実感し、理解するには・・・

自分以外の鏡を通して、他人を通して～あらゆる経験を通して、私たちは自分という器を知る

他人と比較し、劣等感を持ち、嫌な思いをする事をいうのではなく

自分という個性を、自分の答えを、他人を頼りすぎたり、期待しすぎて傷つく事をいうのでもなく

現実的な触れ合いの中で、大人や子供、同年代の友との語り合い、時には苦い経験を通じて

自分を形成していく～

本来の自分自身を知る上でも、内なる神聖な領域を知り、実践するにも～私たちには、

現実という学び場が、大きな意味をもつ気がします

私たちが求めているものも、探している答えも、もしかしたら一つかもしれません

しかし、時に、言葉は、私たちに大きな壁を作ります

同じものを見て、同じことを考えて、同じ経験をしても、表現として出てくる言葉が違えば

ほんの少し、ニュアンスが違えば、まったく別な事として、捉えられ印象づけられてしまいます

よく、悟りを開かれた方たちが、しばらく口をつぐんでしまう・・・という話を聞いた事があります

この至福を、この喜びを伝えたくても、理解力がなければ～経験が伴わなければ・・・誤解されてしまう・・・

ゴールは一つでも、そこに至る道は、それぞれが喜びの中で、自分らしく選択していいのだよ・・・

と、伝えたくても同じ道のりばかりが・・・フォーカスされてしまう・・・

時には厳しすぎる現実を離れ～大自然の中で、一人静かに心穏やかに過ごす事も大切

ですが、やはり私たちは一人では、生きていけない・・・

人間的成長も、精神的な成長も、世の中の現実的な触れ合いの中で～

お互いが響きあい～喜びも辛さ苦しさも、響かせあいながら～お互いのありのままの

姿を認め合い～育み合えたなら～素敵ですよね

　最近、思うことがあります・・・

私たちは、自分という神から与えられたギフトを知るために

生まれてきたのではないか・・・

究極は、神を知り、すべての謎を解き、歴史を紐解くことより～

自分という存在を深く知り、実感し、実践するために

何度も生まれ落ちてきたのではないか・・・

　今、自分がなぜ・・・これがうまくできないのか・・・

どうして、こんなに努力しても、結果がついてこないのか・・・

私たちも、毎日自問自答し、考えることだらけです・・・

　劣等感と嫌悪感、罪悪感の中で私たちは、成長し、時に傷ついてきました

個性を尊ぶ教育というより、個性という差をつける

競争社会の中で、秀でるものを見つめて・・・

できない事を一つでも克服できる事を強さとし・・・克服できぬものを弱きものとして


秀でていることを探すより、比べあい、競い合うことになれるより

好きなことを通じて、自分をいかし表現することを楽しむ

難行・苦行もすばらしい～でも、どこかに行き、特別なことをせずとも

日常の中で、好きなことを通じて楽しめたなら～

笑顔になれる気がします～

自分を愛し、許せる気がします～

今、自分が何が好きなのか～わからずとも

その日、その時に思い浮かぶものや、考えに素直に動いていると

好きなものや、自分らしさに気づいていける気がします


自分に逃げ道を作り～追い詰めすぎず、渇いている気持ちにばかりとらわれずに

今ある幸せ～今すでに手にしている小さな喜びに

気づいたらまた、ハッピーな気持ちになると思います。

自分という一つしかない～光の種を、ゆっくり育ててみたいですね