2009年02月12日

語り人~part5

語り人~part5

語り人は、明るい照明が

大好きだった

いつも幼い頃から、上を見ては

照明に目をやり

じっ~と見つめて

にこにこしていた

大人たちは、神様が微笑んで

いるのかな?

妖精や精霊がいるのかな?

と勝手な解釈をしていたが

語り人は、その明るさに

見入っていた

温かな光

強烈にまぶしい光

この世には、光があふれている

しかし、この人工的な

明かりでは表現できないほど

みんな明るく光っているよ~

夜でも、暗がりでも

明かりがいらないほど

みんな輝いている~

と語り人は思っていた

人はみな~明るい光そのもの

愛と安らぎに満ちた存在だから

その明るさに気づかず

その美しさを知らず

いろんなことがあって

暗く沈んでいたり

考えすぎたり、悩みすぎる人を

見ると、語り人は戸惑った

自分が光そのもの

愛そのもの~なんだ~と

素直に認めると

自然と内側から明るいエネルギーに

包まれ、自らも周りも照らし始める

しかし、自分の影に隠れて

ふさぎ始めると

もともと強烈なエネルギーと

光を放つ分、逆に真っ暗な

漆黒の闇に近いエネルギーを

放つので、幼い子供には

恐ろしくこわい存在となる

語り人は

自分が漆黒の闇と化している

人が、なぜ自分の闇に

気づかないのか

どれだけのエネルギーを

放っているのか

その反面その内側に

どれほど素晴らしい力を

秘めているのか

なぜ・・・

自分の美しさを

忘れてしまったのか

不思議でならなかった


語り人~part5

人はみな美しい天使のような

存在

いや神そのもの

楽しく明るく好きなことを通して

やりたいことを、満喫することで

愛や光を放つ存在

なのに、幸せになるために

生まれてきたはずなのに

なぜ大人は苦しいのだろう

なにが恐いのか

なにが辛いのか

語り人は不思議でならなかった


語り人はとにかく、音楽が大好き

陽気なリズムと

明るい笑顔で人が集い

笑い歌い踊る姿を見るのが

大好きだったし

自分も小さな体で

愛くるしいダンスを

披露してくれた

語り人は、自分に向かって

子守唄や音楽を聞かせてくれる

人が大好きだったし

嬉しかった

語り人は小さな草花と対話したり

大きなガジュマルの木が

お話を聞かせてくれるのが

嬉しかった

でもなぜそれが大人たちには

聞こえず、気づかないのか

不思議でならなかった

語り人はどこに行っても

小さな動物達が近づいてくるし

大きな木々や、草花も

喜んで歓迎してくれているように

話しかけてきたし、嬉しそうに

そよそよと動いているように見えた

自然に愛され、育まれ

自然の偉大さ美しさを

理解していた

語り人は、毎日いろんな形で

祝福され、愛され、育まれている

ことに感謝していた

触れるもの、見るもの

すべてがきらきら輝いて

美しく見えていた

語り人は幸せな毎日を

送った

  つづく・・・





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Posted by ぽんちゃん & カオス at 16:13│Comments(2)語り人からのメッセージ
この記事へのコメント
神尾憲司郎 さん

神尾さん~力強く温かく
愛にあふれたコメントを頂き
ありがとうございます(^^)
本当に私達一人ひとりは、素晴らしい
存在で美しい天使達
神そのものですもんね~
神尾さんは、たくさんの愛と光と知恵の
種を持っていらっしゃいますよね~
その幸せと喜びと気づきの種をいつも
たくさんの方達と、分かち合っていらっしゃる
私達も、今年は一期一会の出会いと
触れあいをテーマに、いろんなことを思い出し
気づき会える一年にしたいです(^^)
いつもありがとうございます(^^)
Posted by ぽんちゃんぽんちゃん at 2009年02月12日 20:17
私は家族を手放した。仕事やお金を手放した。
それは自ら望んだことではなく気づいたらそうなっていた。
悲しみ苦しみ、悶絶するような感情を味わった。
己が心を癒されたいために飛び込んだ「魂の学びの世界」。
ようやく当り前のことであること、みんなに等しく与えられたものに気づくだけのことに思い至った。
家族を失ったがために「愛」に気づくことができた。
仕事やお金を失ったがために、分け合う喜びを知った。
私たちが我慾を捨て、つながりあっている存在であることを思い出し、起きてくることは必然を現していることを受け入れ、穏やかに生きていると全てのものは与えられること、願いのままになることを知った。
我々は、ものすごいパワーを持った存在だった。もっともっと思い出そう。真実の私を。
Posted by 神尾憲司郎 at 2009年02月12日 18:39
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