月の雫

自分の身体に触れて、一日の労をねぎらい



今日の歩みに、今日一日の働きに対して



感謝をこめて、自分に手を合わせていますか



生きるということ



今日を生きる～今というあなたの時間を



思うように過ごし、一日を無事重ねることができたという



この奇跡を当たり前にし過ぎていませんか




あなたが今生母のお腹で



何を思い、何を願い過ごしていたか



無事生まれた後も



いろんな出来事があり、一つひとつを乗り越える度



いろんな人を思い浮かべ、感謝を捧げてきたことでしょう




しかし、このタイミングでこの環境で



生まれてくることを選び、ここまで辿り着くまでの



あなたの歴史、あなたの魂の研鑽～その大いなる歩みに



想いを馳せたことはあるでしょうか





あなた方が思いをはせるときは、感謝というより



学びや気づきの一環として、あるいは辛い出来事を思い返す



事の方が多いかもしれない




何度生まれ変わっても、たとえ昔の記憶がなくても



あなたはいつもチャレンジして、夢中でその時々を生き



その時々に集中して、人生を懸命に重ねてきたはず




そのすべてがあっての今



その大いなる軌跡を重ねて～今のあなたがある




その歩みを思えば、自分という存在に



自分という命に、その健気な魂に素直に



手を合わせることも大切だと思いませんか




あなたを感じ、あなたを思い



あなたのすべてに意識を巡らせ、ねぎらいと敬意を



もって接してみませんか




あなたという神に手を合わせることが



一番の平安であり、すべての祈りはあなたから



はじまることではないですか



己と語ること、自分語りは



内なる対話であり、神と向き合うことですから



あなたという神にもっと意識を



もっと興味をもって接してみませんか





プレアデスの使者　　　ライ